2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

がんばれベアーズ

1講時のゼミで、野球関係の学生と『がんばれベアーズ』を見る。 子供の頃に流行った映画で、その頃は子供が主役の映画だと思っていたのだけれど、今、見直してみると、コーチの心理がテーマになっているものだった。勝ちにこだわるコーチというのは子供のた…

ロシア・ポストモダニズム文学の身体観

早稲田で開催された日本ロシア文学会に行く。 25日は本当は学会のプレシンポジウムに行くべきだったのだけれど、本務校の仕事が終わってからだと間に合わないので、プレシンポではなく五反田のゲンロンカフェへ。しかし、東京の大雨の影響で、到着が予定より…

アイヌ工芸品リレー展示

札幌大学の中央棟ロビーで「アイヌ工芸品リレー展示」というものが始まっていて、何がリレーなんだろうと思ったら、いろいろな場所を巡回して展示をしているということだったようだ。

1920-30年代のソ連の映画と文学

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターのセミナー「1920-30年代のソ連の映画と文学」を聞きに行く。講師はペテルブルグ大学のニコライ・グシコフさんとアンドレイ・ココーリンさん。プロタザーノフの『聖ヨルゲンの日』と『持参金のない娘』、それからア…

ホップ園跡地の碑

札幌市中央図書館に行ったら、「開拓使とビールのおいしい関係」という展示をやっていた。 さて、この展覧会で、札幌大学のそばに「ホップ園跡地の碑」があると知り、次の日に探してみた。車の入れない区画に碑はあったのだが、放課後の小学生たちの遊び場に…

20世紀ロシア文化全史

日本ロシア文学会の学会誌のために、ソロモン・ヴォルコフ『20世紀ロシア文化全史』(河出書房新社)の書評を執筆した。 岩本和久「ソロモン・ヴォルコフ著・今村朗訳『20世紀ロシア文化全史』」『ロシア語ロシア文学研究』51号、2019年、82-88頁。 強調した…

定山湖

上智大の村田真一先生のゼミ合宿の発表会が今年も北大であったのだが、初めてお邪魔してきた。教育や指導の面で、とても勉強になったし、刺激も受けることができた。 *** 日曜日は本州が台風に襲われているというのに、北大の招聘している外国人研究者の方々…

パノフさん

元駐日大使のパノフさんが札幌大学にいらしたのだけれど、視察かと思ったら、映像撮影が目的だった。慌てた。 終わってみたら、この日の私の仕事というのは、1年生のロシア語の教室に撮影クルーを案内する(その前に、授業を担当している教員に撮影が入るこ…

ニューヨーク公共図書館

もう先週のことだが、フレデリック・ワイズマンの『ニューヨーク公共図書館』を見た。 社会派のドキュメンタリー監督が、図書館の財政難や使命を議論する会議をスクリーンに映したくなるというのは、まあ、そういうものなんだろうなと思うのだが、そのような…