2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

桜島の町

校務で鹿児島市に来た。 桜島を見ながら、町を支えている人たちがいる。そういう熱気はその土地を訪れてみないと、やはり実感できないものである。

初めての札幌ドーム

せっかく仕事がない土日だというのに、家族を放り出して実家でノンビリしているのもよろしくないので、早朝の飛行機で札幌に戻り、午後は娘を連れてサッカー観戦に行った。 先週のロシア・東欧学会で北大のT先生に、コンサドーレ札幌のJ1残留について熱く語…

50歳の同窓会

皆さん50歳なので、ということで、中学校の同窓会が開催された。稚内という辺地の暮らしが長く、同窓会には縁のなかった私なのだが、札幌に越してきて故郷との距離も少し近づいたし、子どももスキーチームを移籍してあまり手がかからなくなったので、何十年…

Carpe diem

金曜日の1校時はスラヴニコヴァの「チェレパーノワの姉妹」を読んでいる。学部生には難易度が高すぎるのだが、あんまり簡単なテクストを選んでも「新しく来た先生、たいしてロシア語できないじゃん」と誤解されたり、「こんな簡単なテクストなら自動翻訳で充…

Если жизнь тебя обманет...

研究室から見える景色もすっかり秋である。 昨日は授業でプーシキンの "Я помню чудное мгновенье" と "Если жизнь тебя обманет" を読んだ。どっちも若い頃はあんまり理解できていなかったなあ。永遠に忘れられない束の間の恋とか、未来にしか希望を託せな…

山口昌男先生と山口文庫について

札幌大学の公開講座の第3回「山口昌男先生と山口文庫について」を聞く。講師は石塚純一先生。山口昌男「失われた世界の復権」について、1968年の東京の世相と関係づけながら紹介されていた。 山口文庫に保管されている直筆原稿を回覧してくれたのには驚いた…

台風で初雪

昨日は台風のせいで、けっこうな量の雪が降った。稚内あたりだとこの時期に雪が降るのは普通のことなのだが、札幌で雪が積もるというのは珍しいのではないだろうか? ところで、稚内ではどれだけ雪が積もっているのだろうと天気予報を見たのだが、台風の影響…

最後のJSEES

一橋大学でロシア・東欧学会とJSEESの合同大会。両学会は統合されることになっているので、これがJSEESの最後の大会。 日本人の先行研究を大事にしないと、というのが大会を通して思ったことで、ロシア史研究者が当然のように行う先行研究のレヴューを、ロシ…

BB8

昨日は札大のS-wingで、東京女子大の丸山眞男文庫についての講演を聞く。文庫の有無よりも、その主を語り継ぐ営みが必要なんだなあ、と思わされた。 夜は北大の図書館へ。札幌駅にはBB8たちが展示されていた。公開は12月15日だったか。

バリウム初体験

昨日は職場で健康診断があって、生まれて初めてバリウムを飲んだのですがね。 特に注意も受けなかったのだけれど、バリウムって危険が伴うようではないですか!! お腹に残ってしまうと固くなって、腸が破れたりとか、腸閉塞を起こしたりとか。ネットのガセネ…

変革に向けた言葉

土曜日と日曜日は上智大学で日本ロシア文学会だった。 桑野先生が学会大賞を受賞されて記念講演があったのだけれど、過去の研究会や出版された著書、訳書を振り返る中に、「自分の仕事は研究ではない」とか「引用される言葉を」と箴言のような厳しい言葉がポ…

雅司先生

昨日は東大でチェーホフ・シンポ。予定調和的な形にならず、面白かった。 ユジノサハリンスクのチェーホフ博物館の館長代理のフィルソヴァさんはサハリンで暮らす流刑囚の子孫を追った映画を紹介していたが、逆に研究員のステパネンコさんの資料分析からはチ…

ずんずん

木曜日の報告の原稿を書いて、立命館の加藤周一文庫についての公開講座を聴いて、夕方には雨の中、工藤正廣先生の個展を見に行く。そのあと道立文学館まで本を返しに行き、帰宅したのは9時過ぎ。出張の前日だというのに、忙しすぎだ。とはいえ、町のあちこち…

ロシアと日本におけるアントン・チェーホフの『サハリン島』

昨日はサハリン大学のエレーナ・イコンニコヴァさんに札幌大学にお越しいただき、学生のために「ロシアと日本におけるアントン・チェーホフの『サハリン島』」という講演をしていただいた。 9月のサハリン大研修の時の記念Tシャツを着ての講演で、研修に参加…

チェーホフ研究報告会と対話

道立文学館の講演会に行った。 エレーナ・イコンニコワさんが日本の樺太/サハリン文学(日本人作家が樺太/サハリンをテーマにした作品)について講演した。それから詩人の蜂飼耳さんによる二ヴフの神話にもとづく自作の詩の解説と朗読があり、さらにエレー…

ロシア詩のつどい

札幌大学で「ロシア詩のつどい」が開催された。 ロシア語専攻の1年生らがロシア詩の暗唱のコンクールを行い、それから3、4年生も参加したブルガーコフ「犬の心臓」の演劇や、マヤコフスキーの詩の朗読があり、さらに学外からいらした方々(ロシア語話者の方…

モスクワ大のお客様

日本ではよく知られたモスクワ大のチャスニフさんとモスクワ大のロシア語検定担当のドゥナエヴァさんが札幌にいらした。 明日はサハリンから、チェーホフ関係の人たちが札幌にやってくる。来週の日本ロシア文学会まで、とんでもなく忙しくなりそうだ。 こう…

夜風の並木道

夜、トレーニング帰りの子供を迎えに行った後、車で北大の図書館に行った。8時になると書庫が閉まってしまうので、地下鉄ではなく車。道が空いていて、スピード違反はしていないのに、何と15分で着いた。駐車場代がかさんだが、間に合ったから良しとしよう。…

西野地区センター

札幌市図書館は市内のあちこちに分室があるのだが、なぜか中央図書館にない本がコミュニティセンターのようなところに置いてあったりする。そんなわけで今日は、西野地区センターというところの図書室に行ってみた。 コミュニティセンターの図書室だから、本…

初・札幌マラソン

札幌マラソンの5キロ・オープンの部を走ってきた。 忙しくて7月と8月上旬、9月上旬はまったく走れず、9月下旬も授業の準備に追われ、走れるのはせいぜい週2日が良いところだった。忙しいのを理由に走らないのはダメだと思うのだが(だってランニングの場合、…