2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

否定しない人

北の町からまた訃報が届いた。前任校で一緒に働いていた古川碧先生が、お亡くなりになったという。 古川先生は大学に隣接する中学校の校長先生をされていて、退職後に大学で後進を育てることとなった。大学の任期を終えた後も、学生相談やそのシステムの整備…

ウォークマン

娘が誕生日プレゼントにウォークマンをおくれ、と言うのである。合宿の往復の車内でウォークマンを使っている子が多いらしい。 もう21世紀なのに何でウォークマンなんだよ、と思ったのだが、とりあえず調べてみた。 まず、タブレットやスマホを子供に持たせ…

もうひとつの穴も

2匹のクマバチが我が家の庭先に巣を作っていたのだが、1匹はお盆の間に巣穴を埋めてしまっていた。 もう1匹も土曜日に入口を埋めてしまったようだ。 冬眠にはまだ早いと思うので、秋の雨が心配なのかな?

怪盗グルーのミニオン大脱走

映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」を見たいと娘が言うので、映画館に連れて行った。 どこかで見たようなロボットやら、どこかで見たような気球やら、どこかで聞いたような音楽がたくさんあって、喜んでいいのやらどうやら迷ったのだけれど、まあ、喜ぶこと…

スクラム先生

ラグビーの普及のために、「スクラム先生プロジェクト」というものがあるらしく、それが昨日、娘の小学校で開催された。NECの川村慎選手と豊田自動織機の磯部裕太選手が先生だったらしい。 地上波のテレビのニュースでもいくつか取り上げられていたのだけれ…

個人文庫をもつ大学 その意義と可能性

「個人文庫をもつ大学 その意義と可能性」という公開講座が10月に札大で開催されるそうである。 www.sapporo-u.ac.jp 面白そうだ。聴講したいなあ……でも、勤務時間内に、公開講座を受けているのは変だよなあ。ノンビリ座ってないで働けよ、って立場だよなあ。…

大空と大地の中で

新千歳発の飛行機の離陸が1時間遅れた時、機内にいた松山千春が「大空と大地の中で」を歌って、乗客を和ませたという話が報じられていた。厳寒の中、広大無辺の地と自分の腕だけで格闘しようという歌だからね。モデルは足寄の酪農家の佐藤耕一さん。離陸の遅…

木下大サーカス

夏休みの最終日の日曜日に、家族で木下大サーカスを見に行った。 娘も小6なので、家族でサーカスを見るのはこれが最後の機会かもしれない。私にしてもモスクワでもルスツでもサーカスの横を通るばかりで、仕事や用事に追われて中に入る機会は一度も持てずに…

朝の客

今の家に引っ越してきてからまだ半年も経っていないので、四季の移り変わりと共に何が起きるのかが、予期できずにいる。 初夏の夜に鳴くエゾセンニュウの声は、我が家の室内でも聞けることがわかった。これはうれしかった。あの鳥はスズメやカラスと違って、…

サツエキBRIDGE

昨日の夕方、スキー関係者との飲み会があって、サツエキBRIDGEという建物にあるという居酒屋を目指した。 地下鉄を降りてから、どこの建物だろうと探したら、昔のヨドバシカメラですな。今はスポーツ館やツタヤが入っているのだけれど、私は札幌に引っ越して…

ルースキイ・ミールの展開

名古屋外国語大学の科研費補助事業の研究会が、札幌大学で開催されます。ロシアの亡命文化をテーマにした研究プロジェクトです。関心をお持ちの方のご来場を、お待ちしております。 *** 科学研究費助成事業・基盤研究(C)「ルースキイ・ミールー文化共生のダ…

「田舎をおそれる」まで

7月の初めに前橋で学会があったのだが、萩原朔太郎と前橋城についてコラムを書いた。 岩本和久「『田舎をおそれる』まで」『北海道新聞』2017年8月10日夕刊、5面。 前橋城というのは再建されてすぐに明治維新で壊されたという、なんだか残念な城なのだ。 そ…

北海道@モスクワ

稚内北星学園大学を卒業後、札幌大学の大学院に入学して、今はモスクワで働いている大畑君が、北海道新聞の「北海道@モスクワ」というコーナーで写真入りで紹介されていた。 北海道に住んでいた時に出会った人たちが、記事を読んでくれるといいね。 *** 娘は…

お盆にヴィザを

お盆休みなのだけれど、大学に出勤して、それから領事館に行って、ヴィザを受領してきた。 やらなければならない細々した仕事がたくさんあるので、毎日、少しずつ片づけないと……。 子供の夏休みももうすぐ終わるのだけれど、宿題のチェックもあり……親が手を…

未来の学校

お盆休みの旅の合間に、トニー・ワグナー『未来の学校』(玉川大学出版部)を読んでいた。 ちょっと微妙な本で、簡潔にまとめると「高校の授業では知識の詰め込みではなく《生き残るためのスキル》を」、「教育成果を挙げられない教員は退場すべき」という日…

雨の吉野ヶ里

娘を連れて、吉野ヶ里遺跡に行った。 炎天下を歩くつもりだったのだが、雨の中の見学になった。駅から公園までの、田んぼの中の道にはカエルがたくさんいた。 娘が土笛作り体験をしたいというので、参加した。楽しんでいたようなので、ほっとした。 復元家屋…

百道・西新歴史散歩

娘と2人で百道から西新まで散歩した。 まずは西新のフィッツ・カフェでランチ。ニューヨークをイメージした店のようだ。 西新からは、バスで福岡タワーへ。 福岡市内が一望できる。 金印の出た志賀島を確認したり、海を見て元寇襲来にも思いを馳せたりしたと…

よかとこコース

九州2日目は長崎を目指す。 長崎はいろんな観光スポットが港周辺にまとまっているのだが、実を言うと、これまでうまく回れたことがない。いつもやたらと歩かされて、クタクタになるのである。 そんなわけで今回は観光バスに乗ることにした。 ### 平和公園に…

壇之浦から北九州へ

お盆休みに妻の実家に来たのだが、娘も小6で日本史の授業を受けているので、教科書や資料集に出てくる場所に連れていくことにした。修学旅行みたいな話なのだが、中学受験に備えて夏期講習に通っている子も多いのだろうから、実地見学くらいしても良かろう。…

夏休み!!

今日が締め切りだった原稿を書き上げたのが、今朝の3時。午後ずっと推敲して、夜、編集の方にお送りした。 12000字の原稿を4日で仕上げるというのは、仕事が早いのか遅いのかわからないのだけれど、風呂にも入らずに頑張ったことは間違いない。 これで明日か…

米原万里ブックガイド

KAWADE夢ムックの『米原万里』がこのほど刊行されたのですが、ブックガイドの一部を執筆しております。 赤塚若樹、岩本和久、亀澤美由紀、福田浩之「米原万里ブックガイド」『文藝別冊 米原万里』河出書房新社、2017年、226-241頁。 米原さんの本はこれまで…

8月の並木道

札幌大学は北海道大学に比べたら敷地は狭いのだけれど、構内ではいろいろな風景を見ることができる。こんな緑の並木道もある。 この春にStoveという「子育てサロン」ができ、今日は「夏休み工作会~オリジナルランプを作ろう」というイヴェントが開催されて…

8年ぶりのロシア領事館

学生と自分のヴィザ申請のために、ロシア総領事館に行った。たぶん8年ぶり。 以前と変わっていない風景なのだが、窓口を示す電光掲示板が設置されていて、ちょっと驚いた。 それにしても、札幌の領事館にヴィザ申請して、サハリンに行くというのが、自分の宿…

磯切そば更科

家の近くの住宅街の中にある蕎麦屋さんが、引っ越してきてからずっと気になっていたのですが、日曜日の昼に娘を連れて覗いてみました。前に乗ったタクシーの運転手さんが「おいしい」と言っていたので、きっとおいしいに違いないと思って。 小さなお店で、垢…

京都におけるファンタスチカ

「ロシアにおけるファンタスチカ、ファンタスチカにおけるロシア」という研究会を京都大学で開催した。 30人もの方々にお越しいただいた。AES+Fについて報告しながら、ソ連映画「楽天的な悲劇」(これは日本ではあまり知られていないが、ジェンダーや戦争に…

牛吉

娘も夏休みなので、家の近くの「牛吉」に連れて行った。 ハンバーグの店なのだが、けっこう人気らしい。 ハンバーグがおいしいから人気なのだろうと思っていたのだが、タマネギやニンジンやジャガイモといった添え物の野菜が予想外においしくて、驚いた。口…

せっせと

娘のスキーチームの練習が早朝からあるので、早起きして娘を送り出し、それから仕事。土曜日の発表原稿をせっせと書く。家でも研究室でもとにかく書く。 この仕事が終わったら、すぐに次の原稿を書き始めなければならない。

ぽっかり

昨日で前期の授業を終えた。 学生には単純なことを伝えた方が、心に残るのではないかと思う。昨日の授業では1年生の前期の授業を終えようとしている学生たちに、「勉強というのは役に立つ(かどうかわからない)知識を詰め込むことではなく、新しいことがで…