2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

タランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見る。 誰が殺されるかわかっているが、それがいつなのかわからない、というところにサスペンスが生じるというのがヒッチコックの理論だったはずで、その意味ではシャロン・テート殺しを…

ルーブリック評価

学内のFD研修会で、ルーブリック評価についての講演を聞くことができた。講師は北海道大学の山本堅一先生。 *職場の中のことを何でもかんでもブログに書くわけにはいかないのだが、これは大学サイトでも公開されている情報なので、問題ないだろう。 自分とし…

天気の子

金曜日は『天気の子』を見た。 今さらだが、新海誠は空間構成がきっちりしているので、安心して見ることができる。指輪を使ってヒロインのよるべなさを表現するとか、心の穴を埋めようとするヒーローに線路上をランニングさせるとか、印象的なシーンの作り方…

トイ・ストーリー4

『トイ・ストーリー4』のレイトショーを、多数の若い女性とカップルたちの中で見る。 中学生の娘と夏休みに見に行こうと話していたものの、実現する暇を取れずにいた映画だったのだが、「子離れの時を迎えたポンコツ父さんが家族を捨てて、昔の恋人のもとに…

コズロフ『修道士』の出版前の……

昨日は北大のスラブ・ユーラシア研究センターに行き、中村・鈴川基金で来道されている菅原彩さんの報告「コズロフ『修道士』の出版前の普及の可能性:ベリンスキーの見解の批判的検証」を聞いた。『修道士』が完成したのは1921年なのか、1924年なのかを問う…

真駒内のタラソフ父娘

「ソ連アイスホッケーの父」と呼ばれるアナトリー・タラソフについてのコラムを、北海道新聞に掲載しました。 岩本和久「真駒内のタラソフ父娘」『北海道新聞』2019年9月9日夕刊、7面。 五輪三連覇を飾った札幌五輪が、タラソフにとっての最後の五輪だったの…

帯広動物園

帯広に出張だったのだけれど、仕事を終えてから帰路の特急まで時間があったので、動物園に寄ってみた。

雪の消息/残像の庭

創成スクエアで開催中の鈴木康広の個展「雪の消息/残像の庭」。 雪や氷の白さをテーマにした作品群と、光や映像をテーマにしたものの2部構成。「空気の人」や「水の切り株」、「氷の人」といった大きな作品はもちろんだが、雪に立つスコップを(記憶を掘るた…

JSPA総会@定山渓

土曜日は定山渓でJSPA(日本スキーパトロール協議会)の総会。地元開催なので、受付などの業務を担当していた。 講演は娘もお世話になっている川端絵美さん、来賓には登山一成先生にお越しいただいた。 日曜日は大学の保護者懇談会があったので、総会を抜け…