2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

シャガールの時空間

東京ステーションギャラリーで開催中の「シャガール 3次元の世界」展についてのコラムを、『北海道新聞』に掲載した。 岩本和久「シャガールの時空間」『北海道新聞』2017年11月29日夕刊、4面。 シャガールの彫刻を見ると、彼の絵画の運動性や流動性がいっそ…

岡林茱萸『ロシアの詩を読む』

岡林茱萸『ロシアの詩を読む』(未知谷)の書評を書いた。 岩本和久「詩の言葉と著者との対話―20世紀ロシアを生きた15人の詩人の詩の翻訳と解説」『図書新聞』3329号、2017年12月2日、5面。 最近、私が書評を頼まれる本は書きづらいものが多いのだが、この本…

冬季研修会はシュテムターン

週末は北海道スキー連盟の冬季研修会で、札幌国際スキー場に行っておりました。シュテムターンが中心でしたよ。 研修期間中はずっと雪が降り続いていました。

雨上がりのオーンズ

原稿を書かなければならないのだけれども、午後、1時間だけオーンズで滑ってきた。週末は北海道スキー連盟の研修会だから足慣らしもしておかなければならないし、一日中、座っているのも健康に悪い。 札幌国際もテイネもキロロもオープンしているので、オー…

冬の雨

数日前には大雪が降っていたのだが、今日は雨だった。 雨の中、月末締め切りの原稿を執筆していたのだが、筆が重い。なかなか進まない。まだ10分の1くらいしか書けていない。このペースだと締め切りには絶対に間に合わないので気持ちが焦るのだが、もう少し…

昼休み

月曜日と火曜日は授業が多いので、前日の日曜日からの3日間は息をつく間がない。 昨日から今日にかけては、映画の授業で『東京物語』と『雨月物語』と『七人の侍』の話をし、ロシア語専攻の授業でトルスタヤの『金色の玄関に』、それからフェートの "Чудная …

神と革命

下斗米伸夫『神と革命』(筑摩選書)の書評を共同通信社のために書いたのだが、まずは『北日本新聞』に掲載されたらしい。 https://webun.jp/item/7416143 いろいろと問題はある本で、たとえば、「キプチャク汗国」のことが「チンギス汗国」と表記されていた…

すっかり冬景色

大学は今日も推薦入試でした。 すっかり冬景色になりました。

雪中ランニング

週末なのだが、勤務先は推薦入試だし、札幌国際スキー場がオープンしたので娘のスキーチームの練習は始まるし、しかし、娘自身はスキーではなく、小学校の学習発表会でミュージカルをしなければならないし、車のディーラーからはタイヤ交換に来ませんかと促…

雪の後の青空

朝から雪が降っていたのだけれど、午後には上がった。 仕事の用事があって、東急百貨店の横のHISに行った。写真はその帰り道に撮ったもの。 昨日と一昨日は睡眠不足で、ずっしりと重い疲労感に襲われていたのだけれど、今日は体調も回復し、久しぶりに体育館…

シーズン直前

札幌国際大と札幌大からは、ほぼ同じ角度で藻岩山と手稲山が見えるらしい。どちらの大学も、支笏湖噴火の火砕流でできたという台地の上に位置している。札幌国際大の藤崎先生のフェイスブックの写真から、そんなことを知った。 昨日は藻岩山も手稲山もコース…

落ち葉拾い

屋根の落ち葉を掃除しないと排水口が詰まって、また雨漏りするかもしれないというので、日曜日の午後、車庫の上に登った。未明に降った雪の融けた水がまだ残っていて、手の凍える作業となったのだが、来週以降はまた土日が埋まっているので、昨日、やるしか…

50周年記念式典

札幌大学の創立50周年記念式典が、ロイトン札幌ホテルで挙行された。 高橋はるみ・北海道知事やファブリーチニコフ・ロシア連邦総領事もいらしていた。 文部科学省の方の挨拶はアクティヴ・ラーニングや地域共創など、ここ数年の大学執行部の改革をなぞるも…

42番街

今週は鹿児島に行った分の補講があったので、授業が11コマにもなってしまった。他に書類の作成とか原稿の執筆もあり、大忙し……睡眠4時間半という日がほとんどだった。数えてみたら、1日のうち12時間は働いている。 ところで、昨日は映画史の授業を補講分と合…

札幌珈琲館月寒店

家の近くに「アンパン道路」という道がある。 なんでも明治時代に豊平町役場が月寒に出来た時に、平岸の人たちが猛反発したのだそうだ。それで、平岸から月寒までの道を作ってあげるから許しておくれ、ということになったのだという。 その道を作るのに駆り…

8ヶ月ぶりの音威子府

日曜日は音威子府で、稚内スキー連盟と美深スキー連盟の準指導員養成講習(救急法講習会)。札幌に転居はしたが、まだ稚内スキー連盟所属なので、講師を務めてきた。 車で聞いていたラジオでは「1994年のヒット曲」という特集が組まれていて、「ロマンスの神…

ホッチキス止めから

スキー場オープンが近づいているわけで、今日と明日は北海道スキー連盟のお仕事。 今日は札幌市内某所で、スキー場の傷害調査報告書の印刷・製本作業。2018年シーズンは、ホッチキス止めから始まることになった。5時間くらいかけて、850部近く作った。 *** …

ミハイロフスコエ村の冬

昨日の授業ではプーシキンの「冬の夕べ」、「プーシチンに」、「乳母に」を読んだ。 「冬の夕べ」は厳しく陰鬱な冬をロマン主義的に歌った詩であるかのようだが、1連目が冬の嵐の騒々しさ、2連目が沈黙する乳母、3連目がそれに耐え兼ねて騒ぎ出す詩人、とい…

アニ・ロラク

9月にユジノサハリンスクでコンサートをしていたウクライナの女性歌手アニ・ロラクについて、コラムを書いた。 岩本和久「アニ・ロラク」『北海道新聞』2017年10月30日夕刊、4面。 ロシア語で歌うアニ・ロラクはファンもウクライナよりロシアの方が多いのか…

花の楽園

鹿児島からは羽田乗り換えで札幌に戻った。 羽田空港第1ターミナルには「花の楽園」という庭園があって、JAL利用者の皆さんはご存知なのだろうけれど、普段、第2ターミナルのANAばかり使っている私にとっては初めて目にするものだった。