油沢通り

 先日のサハリン研修の参加者の方が1人、東京から来道されたので、昨日、札大からの参加学生と共に簡単な歓迎会を催した。

 学生に案内されて、外国人の集う狸小路のおしゃれなバーに行ったのだが、「トマーティン」を注文したら「トマト・ジュース」が出てきた。その後、アラブの雰囲気に浸れる「水タバコ」の店に連れて行ってもらったのだが、メニューにエビスと書いてある横にトルコの「エフェス・ビール」の写真があったので、どっちが出てくるのかと頼んでみたら、日本の方だった。ううむ。

 その帰りのタクシーの運転手さんから聞いたのだが、「澄川通り」は「油沢通り」と呼ばれているらしい。霊園の裏の「澄川通り」を走ってくれと言ったのだが、まったく理解してもらえず、一生懸命説明したら、「ああ、油沢通りですね」と言われた。調べてみると、「油沢」というかつて石油を掘ろうとしていた場所が西岡の方にあるようなので、それがもとなのかな?

 何だか、うまくコミュニケーションの取れない夜だった。しかし、地図に載っている地名がプロの運転手さんに通じず、地図に載っていない地名を覚えることを強いられる豊平区というのは、ちょっと面白すぎる。

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 今日は子供の授業参観。ガンで早逝した猿渡瞳さんの作文が教材だった。