北海道@ユジノサハリンスク

 学生の引率で行ったサハリン大の語学研修から、帰国しました。今朝の北海道新聞7面の「北海道@ユジノサハリンスク」欄に、この研修についてのコルスノフ・サハリン大教授のインタビューが掲載されています。インタヴューでは触れられていませんが、これはモスクワ大の主導した企画で、ロシアの極東重視政策の一環であることが修了式でも強調されていました。

 前任校の稚内北星学園大学に勤務していた時は、2010~12年まで日本の外務省による北海道とサハリンの学生交流の引率や受け入れに携わっていたのですが、今回はロシア側のイニシアティブによる研修に協力することになりました。両政府それぞれの思惑はさておき、学生たちの将来の活躍の場が増えることを願います。

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 サハリンからの帰国はユジノサハリンスク市役所のマチューヒナさんと同じ便だったのですが、9月16~18日の旭川市・食べマルシェにユジノサハリンスク市が出店するそうです!!(なお、16日には札幌大学で、諫早先生の科研の研究会もありますし、北海道文学館ではチェーホフ展が開催中です)