山口昌男先生と山口文庫について

札幌大学の公開講座の第3回「山口昌男先生と山口文庫について」を聞く。講師は石塚純一先生。山口昌男「失われた世界の復権」について、1968年の東京の世相と関係づけながら紹介されていた。 山口文庫に保管されている直筆原稿を回覧してくれたのには驚いた…

台風で初雪

昨日は台風のせいで、けっこうな量の雪が降った。稚内あたりだとこの時期に雪が降るのは普通のことなのだが、札幌で雪が積もるというのは珍しいのではないだろうか? ところで、稚内ではどれだけ雪が積もっているのだろうと天気予報を見たのだが、台風の影響…

最後のJSEES

一橋大学でロシア・東欧学会とJSEESの合同大会。両学会は統合されることになっているので、これがJSEESの最後の大会。 日本人の先行研究を大事にしないと、というのが大会を通して思ったことで、ロシア史研究者が当然のように行う先行研究のレヴューを、ロシ…

BB8

昨日は札大のS-wingで、東京女子大の丸山眞男文庫についての講演を聞く。文庫の有無よりも、その主を語り継ぐ営みが必要なんだなあ、と思わされた。 夜は北大の図書館へ。札幌駅にはBB8たちが展示されていた。公開は12月15日だったか。

バリウム初体験

昨日は職場で健康診断があって、生まれて初めてバリウムを飲んだのですがね。 特に注意も受けなかったのだけれど、バリウムって危険が伴うようではないですか!! お腹に残ってしまうと固くなって、腸が破れたりとか、腸閉塞を起こしたりとか。ネットのガセネ…

変革に向けた言葉

土曜日と日曜日は上智大学で日本ロシア文学会だった。 桑野先生が学会大賞を受賞されて記念講演があったのだけれど、過去の研究会や出版された著書、訳書を振り返る中に、「自分の仕事は研究ではない」とか「引用される言葉を」と箴言のような厳しい言葉がポ…

雅司先生

昨日は東大でチェーホフ・シンポ。予定調和的な形にならず、面白かった。 ユジノサハリンスクのチェーホフ博物館の館長代理のフィルソヴァさんはサハリンで暮らす流刑囚の子孫を追った映画を紹介していたが、逆に研究員のステパネンコさんの資料分析からはチ…

ずんずん

木曜日の報告の原稿を書いて、立命館の加藤周一文庫についての公開講座を聴いて、夕方には雨の中、工藤正廣先生の個展を見に行く。そのあと道立文学館まで本を返しに行き、帰宅したのは9時過ぎ。出張の前日だというのに、忙しすぎだ。とはいえ、町のあちこち…

ロシアと日本におけるアントン・チェーホフの『サハリン島』

昨日はサハリン大学のエレーナ・イコンニコヴァさんに札幌大学にお越しいただき、学生のために「ロシアと日本におけるアントン・チェーホフの『サハリン島』」という講演をしていただいた。 9月のサハリン大研修の時の記念Tシャツを着ての講演で、研修に参加…

チェーホフ研究報告会と対話

道立文学館の講演会に行った。 エレーナ・イコンニコワさんが日本の樺太/サハリン文学(日本人作家が樺太/サハリンをテーマにした作品)について講演した。それから詩人の蜂飼耳さんによる二ヴフの神話にもとづく自作の詩の解説と朗読があり、さらにエレー…

ロシア詩のつどい

札幌大学で「ロシア詩のつどい」が開催された。 ロシア語専攻の1年生らがロシア詩の暗唱のコンクールを行い、それから3、4年生も参加したブルガーコフ「犬の心臓」の演劇や、マヤコフスキーの詩の朗読があり、さらに学外からいらした方々(ロシア語話者の方…

モスクワ大のお客様

日本ではよく知られたモスクワ大のチャスニフさんとモスクワ大のロシア語検定担当のドゥナエヴァさんが札幌にいらした。 明日はサハリンから、チェーホフ関係の人たちが札幌にやってくる。来週の日本ロシア文学会まで、とんでもなく忙しくなりそうだ。 こう…

夜風の並木道

夜、トレーニング帰りの子供を迎えに行った後、車で北大の図書館に行った。8時になると書庫が閉まってしまうので、地下鉄ではなく車。道が空いていて、スピード違反はしていないのに、何と15分で着いた。駐車場代がかさんだが、間に合ったから良しとしよう。…

西野地区センター

札幌市図書館は市内のあちこちに分室があるのだが、なぜか中央図書館にない本がコミュニティセンターのようなところに置いてあったりする。そんなわけで今日は、西野地区センターというところの図書室に行ってみた。 コミュニティセンターの図書室だから、本…

初・札幌マラソン

札幌マラソンの5キロ・オープンの部を走ってきた。 忙しくて7月と8月上旬、9月上旬はまったく走れず、9月下旬も授業の準備に追われ、走れるのはせいぜい週2日が良いところだった。忙しいのを理由に走らないのはダメだと思うのだが(だってランニングの場合、…

油沢通り

先日のサハリン研修の参加者の方が1人、東京から来道されたので、昨日、札大からの参加学生と共に簡単な歓迎会を催した。 学生に案内されて、外国人の集う狸小路のおしゃれなバーに行ったのだが、「トマーティン」を注文したら「トマト・ジュース」が出てき…

ロモノーソフからのメリエス

昨日は2講時にロモノーソフの「神の偉大さについての夕べの瞑想」を読んだのだが、受講者が6人で1連ずつ読んで、6連終わったところで時間切れになった。残りの2連は来週に持ち越し。来週はデルジャーヴィンの「記念碑」も読む。本当は「滝」を読みたいのだが…

道立文学館、そして道立図書館へ

火曜日の昼休みに偶然、工藤孝史先生とばったり会った。研究室は同じ棟なのだが、なかなかお会いする機会がない。もう半年遅れだが、挨拶ができて良かった。 *** 授業の後、来月のイヴェントの関係で道立文学館に行く。理事長の工藤正廣先生もちょうどいらし…

ロシア/スポーツ/映画

先日の研究会で、ロシア出身のハリウッド監督アナトール・リトヴァクについての報告をしたら、司会の先生に「専門が何なのか、いよいよ分からない」と紹介されてしまいました(笑)。大学院時代の私の生活はロシア文学、映画、野球観戦の三本立てでその軸は未…

巡りゆく日本の夢

娘を連れて、人気のゴッホ展に行ってきた。 狂気の産物としか思えぬ歪んだ絵もあったけれど、意外と明るい色調の絵が多かった。 今回の展覧会はゴッホと日本文化の関わりを問うもので、ゴッホは浮世絵の明るい色調に魅せられてアルルに転居したそうだから、…

ブラリンゴ

北海道新聞永田販売所の実施している「ブラリンゴ」に参加してきた。南平岸の街歩き。 永田販売所は「道新りんご新聞」というミニコミ紙を出していて、紹介されたスポットもひとつひとつは、すでに紙上で読んだことのあるものが多かったのだが、テクテク歩く…

維納に音楽は踊る

昨日の夜は、「ウィーン維納に音楽は踊る」と題した札幌交響楽団の定期演奏会を聴くために、キタラに行ってきた。 プログラムがね、面白そうだったんだ。スッペ「喜歌劇『ウィーンの朝・昼・晩』序曲」、グルダ「チェロとブラスのための協奏曲」、ブルックナ…

雨の日が続く

台風が過ぎたのだが秋晴れの空にはならず、昨日、一昨日と雨だった。 *** 大学の図書館には山口昌男・元学長の書斎が再現されたのだが、ドアや窓を模した部分も設けられていて、その窓から見える木々がとても美しい。 東大や北大に比べれば小さいキャンパス…

連休最終日は台風が

連休初日は科研の研究会だった。自分の発表以外に会場や懇親会の準備なども担当していて、完璧な進行というわけにはいかなかったのだが(普段授業で使っている教室ではないため、機材の使用法が完全にはわかっていない)、それでも何とか終えることができた…

明日はリトヴァク

明日はロシアの亡命文化をテーマにした研究会が札大で開催され、私も「アナトール・リトヴァクとロシア文化」と題した報告を行うことになっている。 www.sapporo-u.ac.jp サハリンに行ったりしていたものだから、昨日、今日の2日でパワーポイントを慌てて作…

北海道@ユジノサハリンスク

学生の引率で行ったサハリン大の語学研修から、帰国しました。今朝の北海道新聞7面の「北海道@ユジノサハリンスク」欄に、この研修についてのコルスノフ・サハリン大教授のインタビューが掲載されています。インタヴューでは触れられていませんが、これはモ…

お別れ会

サハリン大でのロシア語研修も終わりが近づいている。昨日は「お別れ会」というプログラムがあったのだが、これは宴会ではなく発表会だった。 日本人の学生が学習の成果(ロシアの歌や「大きなカブ」の寸劇)を披露し、サハリン大の学生たちも余興のゲームを…

アニワで竹馬

昨日はサハリン州議会の選挙だったようなのだけれど、日本の学生たちはアニワ湾でバーベキュー。 食後には民族舞踊やゲーム(「材木の上に乗って、枕で相手を叩き落す」といった、日本でも学校レクに登場しそうなもの)の時間があって、楽しく過ごせた。 天…

レーニン広場のアニ・ロラク

ユジノサハリンスクは135年祭なのだそうで、土曜日はレーニン広場でも、たくさんのイヴェントがあった。 まずは市内のいろいろな団体が参加したパレード。日本人学生もサハリン大の列に混じって行進をした。私はモスクワ大の先生たちと共に、角帽をかぶって…

サハリンのスパスカヤ塔

サハリンの語学研修も折り返し点。学生たちは朝、3班に分かれて日本語を学んでいる学校3つを訪問した。 私は勝利通りの2番ギムナジウムに行く班に同行した。ここを訪問するのは2度目で、前回の訪問時には音楽教育がアピールされていたのだが、実は外国語教育…