Rethinking Sovet War Films

 昨日は北大のスラヴ・ユーラシア研究センターの研究会 "Rethinking Soviet War Films" でクリスティアン・フェイゲルソンさん(パリ第3大学)とグリナラ・アビケエヴァさん(カザフ中央土木建築アカデミー)の報告を聞きました。

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 フェイゲルソンさんの報告は「雪どけ」期の映画『鶴は翔んでゆく』、『誓いの休暇』、『僕の村は戦場だった』のプロパガンダ性を当時の世界情勢の中で再考したもので、ドヴジェンコなど30年代のソ連映画のスタイルとの連続性、「国外ではなく国内に敵がいる」というスターリン的な世界観が指摘されていました。

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 アビケエヴァさんの報告はソ連期のカザフスタンの戦争映画についてのものでしたが、ソ連映画の戦争表象においては民族性が必要とされていなかったため、カザフにおいては戦争映画の数も少なかったのだそうです。

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フッズ、それからオクジャワ

 日曜日の夜、フッズで札幌スキー連盟のスキーパトロール養成講習があり、講師を担当してきた。

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 そして、月曜日から授業再開である。文学史の授業は「雪どけ」までたどり着き、昨日は学生たちにオクジャワのビデオを見せた。

 聴衆の真剣な顔を見ていると、歌が人々の心の支えになっていたことが伝わってくる。そういう真面目な時代もあったのだ。

降雪後の研修会

 札幌スキー連盟安全対策部の研修会でフッズへ。

 スキー場に続く坂道が、視界不良という理由で一方通行になっていて、ゲートで40分も待たされてしまった。

 研修はアキヤボート搬送の練習で、私も2本引く。2本目は体重が90キロオーバーの方に患者役になってもらったので、足さばきの練習というよりも前腕の筋力トレーニングのような感覚になってしまったのだけれど、それもまた経験。

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ミュンヘン大橋明け暮れ

 休日の藻岩山スキー場は駐車場が混雑するので、藻岩山スキー学校の教師はスキー場のバスで、ミュンヘン大橋から往復します。

 朝焼けがきれいでした。

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 こちらは黄昏のミュンヘン大橋、ウサギ平のナイター照明が見えます。

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新年初滑りは初心者講習

 今日のスキー学校は初心者の班の担当でした。階段登行から始めて、リフトに乗ってゲレンデを滑走できるまで。

 初心者を教えるのは6年ぶりのような気がするのですが、かつてはシーズンに何度もやっていました。改めてやりがいを感じます。

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夜は読書

 朝から夕方まではスキー学校ですが、夜は1日50頁をノルマに原書を読んでいます。紅白歌合戦も見られません。帰省もしません。正月でも仕事です。学期中は授業準備や学生対応に追われるので、休み期間は研究や原稿執筆にあてられる貴重な時間です。

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 今朝の藻岩山は霧でした。担当していたジュニア5級の検定を無事に終えられて、ほっとしました。小学1~2年生というまだ幼い年齢の班だったので、想定外のことが起こったらと、ドキドキです。

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 大晦日はナイター営業がありませんでしたが、ふだんは大学から藻岩山はこんなふうに見えます。

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3日間コース

 年末年始は藻岩山スキー学校で、3日間コースの教師をしています。

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 地域共創学群なる組織に所属しているので、こういう地域貢献には積極的にならねばという自覚もあるのですが、そんな理屈よりも子供たちの笑顔を見られるのがうれしいです。