ブルックナー6番

 昨日はPMFホストシティ・オーケストラ演奏会なるものを聞きに、キタラまで行った。つまりは、PMFのイヴェントとして開催される札響のコンサート。

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 指揮は世界最高のホルン奏者だというラデク・バボラークさんなのだが、曲目がドヴォルザークの序曲「謝肉祭」、モーツァルトの協奏交響曲K297b、ブルックナー交響曲第6番……後の2曲が渋すぎる。特にブルックナーの6番って一体、と思ったら、札響は5年前(572回定期)にも演奏していたのか。

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 「謝肉祭」はやはりタンバリンに目が行く。担当の方は膝も使っていらした。モーツァルトは弦が厚みのある美しい音を出していたのが印象的。ブルックナーも最後まで緊張感の途切れない演奏で、金管も頑張っていた。

 それにしてもブルックナーの6番は録音でも普段は聞かないので、通して聞いたのは、もう30年ぶりくらいではないだろうか?良いものが聞けた。

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 今回は2階席だったので、キタラのバルコニーに初めて出てみた。涼しくて良かった。