2019-05-08 北杜夫とどくとるマンボウ昆虫展 昨日のことだが、札幌市中央図書館に行ったら、「北杜夫とどくとるマンボウ昆虫展」が開催されていた。 作家自身が採集した標本も展示されていて、『幽霊』で描かれている蝶の標本もあった。中学生の頃、愛読していたので感慨深い、と書くとそれまでだが、『幽霊』というテクスト自体が過去の闇に向けられた詩的な追憶に他ならないので、より胸に迫るのである。