去年の秋に公開されていた映画なので「今さら」なのだけれど、今日の授業で紹介するので……えてしてアメリカ中心になりがちな映画史の教科書では語られることのない、リュミエール兄弟のすごさが伝わる映画だった。
繰り返し強調されているのはカメラの位置が良いことで、移動撮影も含めて目を見張る映像がたくさん残されていることがわかる。映画を発明したリュミエール兄弟だが、後に続く映画製作者のはるか先まで一気に進んでいたのだ。
youtu.be
19世紀末のモスクワのトヴェルスカヤ通りやイギリスのサッカーの映像も、興味深かったな。