人文フォーラム、それから辺境の写真展

 日曜日の朝、京王プラザホテルで開催されたモスクワ大、北大共催の「人文フォーラム」を聞きに行った。

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 ブルリュークと日本の関わりについてタチヤーナ・コルトヴァさんが報告されていて、これまで見たことのなかった風景画をたくさん見ることができた。アレクサンドル・レデニョーフさんの今日の報告は、ナボコフの短編「クリスマス」のテクストに隠されたВとСの文字について。昨日はペレ―ヴィン『アンピールV』について、ロシア語のキーボードでампирと打つとWの字になるというコメントをされていたのだけれど、「隠された文字」を見出すのが好きな方らしい。

 フォーラムの終了後は大通公園に移動。ライラックまつりがやっていたのだが、そこには行かず、IKEUCHI GATE へ。

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 6階の書肆吉成で金子遊の写真展「混血列島のフィールドワーク サハリン・北海道・八重山・台湾」を見る。他にタイ、カンボジアなどの写真も。サハリンの写真はウィルタやロシア人の子供たちを撮影したものだった。

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