父さんは辛い

 土日はルスツでスキーパトロール検定会があったのだが、養成講習で担当した受検者は合格してくれそうだったので(そして、実際に合格の連絡が届いた)、私は朝里のアトミック・タキスポカップに子供の応援に行った。去年まで所属していた稚内の少年団の、コーチや父兄や子供たちにも再会できた。

 娘と同じクラスには、インフルエンザ明けで不調という子がけっこういた。病気でなくても不振が続くことももちろんあり、そういう場合も子供を連れてきている親御さんは辛いことだろう。去年はうちの子も下位に低迷することが続いたし、今年も入賞するレースと悪い結果(2桁順位や途中棄権、欠場)のレースが交互に繰り返されているので、そんな気持ちは十分に経験しているつもりである。

 親がひと声かけることで滑りが良くなることも、ダメになることもある。他のスポーツと違い、スキーのチューンナップや会場への送迎、ビデオ撮影など、スキーには親の出番が多いので精神的負担もいよいよ大きくなる。うちの子が今、所属しているチームは、それらをコーチや子供たち自身がやっているので親の出番はまるでなく、気持ちの面ではかなり楽なのだが、頑張っているよその親の姿を会場で見ると、胸が締め付けられるような気持ちになる。

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