どんどん遡る

 サーチ・ギャラリーの「ART RIOT」展に行く。オレグ・クリークのイスラム・プロジェクトやAES+Fの回顧、それから「青い鼻」、プッシー・ライオット、ピョートル・パヴレンスキーの最近の活動など。

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 今回、計画していた予定はこれで順調に消化されたのだが、ロンドンはやはりすごい街で、ロシア関連の展覧会が次々と発見される。

 まずはコートールド・ギャラリーでハイム・スーチンの肖像画展。ここではゴッホの「耳を切った自画像」やマネの「フォリー・ベリジェールのバー」が常設展示されています。

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 それから、天下の大英博物館でスキタイ文化の展覧会。これはエルミタージュ美術館のコレクションだ。金細工に圧倒され、その後で常設展のロゼッタ・ストーンを観察し、パルテノン神殿の石像に言葉を失い、一日が終了したのであった。

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 現代アートから古代スキタイまで、どんどん時代を遡ったことになる。