あ、二枚舌

 社会主義リアリズム美術をテーマにした「ユーラシア表象研究会」というのを聞きに、夕方、北大まで行ってまいりました。
 2つの発表を聞きながら思ったのは、「芸術家は善」とか「権力に抵抗するのが芸術家」みたいな考え方はまだ根強いのかなあ、ということですかね。あ、亀山先生が「二枚舌」を強調された影響もあるのかも……。
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 ところで、地下鉄の最寄りの駅に行く途中で、スーツケースが壊れてしまったのだ。いつ買ったのかさえ覚えていないものだから、壊れても当然なのだけれど。
 研究会に行く前にエスタのビッグカメラに寄り、同じ機内持ち込みできるサイズのものを買った。ゆっくり選んでいる暇もなかったので、値段が手頃で、しかも軽いという基準だけで選んだのだが、どうやらアジアラゲージという21世紀に入ってから日本で設立された会社の品らしい。
 欧米の有名ブランドを買えばいいというものでもないのだろうから、良い買い物ができたのかもしれない。