新琴似歌舞伎

今年度の秋学期はたった1名の4年生を対象としたゼミで、矢島妙子『「よさこい系」祭りの都市民俗学』(岩田書院、2015)を読んでいた。新しい祭を通して地域コミュニティを再構築しうる可能性を示唆する本だった。 その中で新琴似歌舞伎が紹介されていたので1…

マーリン総領事の訪問

札幌のロシア総領事館のマーリン総領事が札幌大学にいらっしゃった。詳しくは総領事館のフェイスブックを。https://www.facebook.com/ruscons.sapporo/posts/1574623729352341?

テイネでパトロール研修会

SAJのパトロール研修会が、初めてテイネで開催された。私は講師を担当。 1月の雪不足が嘘のようなゲレンデコンディションで、景色も最高だった。

補講日にスキー

補講日で授業がなかったので、男子学生3人を連れて札幌国際でスキー。うち1人は生まれて初めてスキーをするという東京出身の学生だったので、マンツーマンで付いて、ゴンドラ1本、メルヘンクワッドリフト1本を滑ってもらった。 それなりに楽しんでもらえたよ…

メルモス200年

2020年はオリンピック・イヤーなのだが、それを忘れたかのようなあまりにも文学的なコラムを書いてしまった。実は今年は、マチューリン『放浪者メルモス』が刊行されてから、ちょうど200年になるのである。 その文学的影響の広がりについて、プーシキン『エ…

トルストイの子どもたち

セルゲイ・トルストイ『トルストイの子どもたち』青木明子訳、成文社、2019年、の書評を書いた。 岩本和久「トルストイの重荷」『図書新聞』3432号、2020年01月25日、1面。 何と一面の掲載。隣のトップ記事は『ロシア文化事典』についての望月、沼野、池田鼎…

夕方まで原稿を

夕方まで研究室で原稿を書いていたら、きれいな夕陽を見ることができた。

技術選札幌予選

テイネで開催されたスキー技術選札幌予選で、救護係を担当。各選手の真剣な滑走を見ることができた。

ジャンプワールドカップ女子

大倉山でジャンプ・ワールドカップ女子のランディングバーン整備。優勝はクラマー、ルンビが2位、高梨は4位。

球体のパレット

芸術の森美術館で開催されている「タグチ・アートコレクション 球体のパレット」展へ。現代アートの作品を身近な場所で見られるのはうれしい。 塩田千春「存在の状態―ドレス」(2013) 鴻池朋子「第2章 巨人」(2005) 森村泰昌「ビビアン・リーとしての私-1…

36回ヨールカ祭

昨日は札幌大学ロシア語専攻行事のヨールカ祭。今回はやはり恒例行事の「詩のつどい」と併せての開催となった。「よさこいソーラン」のサークルが参加してくれたので、会場が大変に華やかになった。

SCAN

同僚の中山先生に誘われて、北海道学生研究会SCANの発表会に。

腰高のポジション

札幌国際スキー場で、北海道スキー連盟の冬季研修会。研修課題は「腰高のポジション」でした。

マキリ

中央棟1階ロビーの「アイヌ工芸品リレー展示」が終わったら、小刀の展示が。貝澤徹作とのこと。

夢想家の夜

21時半に大学を出て、それから徹夜で授業の準備。『白夜』、『地下室の手記』、『罪と罰』、『未成年』、『おとなしい女』を題材に、ドストエフスキーの「夢想家」の主題について語る。 『白夜』は夏の話なんだけれど、知らない人がタイトルを聞くと冬かなと…

いきなりリフト故障

日曜日は仕事なので、何としても今日、滑らなければとテイネに行ったら(国際は混みそうだったので)、いきなりリフトが故障して、クローズになった。パス券は払い戻してもらえたので、昼食代だけで山頂からスキーセンターまで滑らせてもらえたと思えば、ラ…

まなざしのスキップ

創世スクエアのSCARTSで「まなざしのスキップ」展。 展覧会は1-2階なのだが、地下道にもウサギをテーマにした映像作品が。 1階の展示。 2階には、小物を並べた牛島光太郎氏の作品。中心のない、逆に言えば、どこでも中心になりうる空間が広がっていて圧倒さ…

ゲンロンカフェ

先月、訪れたゲンロンカフェについて、コラムを書いた。風通しの良い雰囲気が、昔、モスクワにあった文学カフェのオギを思い出させるという内容。 岩本和久「ゲンロンカフェ」『北海道新聞』2019年11月18日夕刊、4面。 写真はコラムとは関係ない。研究室から…

白い大地

昨日の雪で、中山峠スキー場がオープンしたそうなのだが、準指導員養成講習会で救急法の講師を担当していたため、中島体育センターへ。 帰路は雪もやんでいた。白い地面の上に散った落ち葉が美しい。

雪の日の研修会

雪が降った。 夕方、慌ててタイヤ交換をし、レーラースキークラブの研修会に出るため、盤渓小学校へ。スキーに熱心な方ばかりなので、刺激になる。

ジョーカー

ファクトリーのレイトショーで『ジョーカー』。 予定調和的な物語には何らの驚きも衝撃もないのだが、印象に残る作品であることは間違いない。 それはさておき、夜、車を走らせて映画館に行くというのは、東京などでは体験できない楽しさだな。

ロシア文化事典

丸善出版の『ロシア文化事典』が届いた。 引く事典というよりも、読む事典だと思う。特に若い学生の皆さんに読んでもらえると、うれしい。私自身も平凡社の『ロシア・ソ連を知る事典』の旧版と、研究社露和辞典で育ったのだ。 執筆した項目は「オリンピック…

がんばれベアーズ

1講時のゼミで、野球関係の学生と『がんばれベアーズ』を見る。 子供の頃に流行った映画で、その頃は子供が主役の映画だと思っていたのだけれど、今、見直してみると、コーチの心理がテーマになっているものだった。勝ちにこだわるコーチというのは子供のた…

ロシア・ポストモダニズム文学の身体観

早稲田で開催された日本ロシア文学会に行く。 25日は本当は学会のプレシンポジウムに行くべきだったのだけれど、本務校の仕事が終わってからだと間に合わないので、プレシンポではなく五反田のゲンロンカフェへ。しかし、東京の大雨の影響で、到着が予定より…

アイヌ工芸品リレー展示

札幌大学の中央棟ロビーで「アイヌ工芸品リレー展示」というものが始まっていて、何がリレーなんだろうと思ったら、いろいろな場所を巡回して展示をしているということだったようだ。

1920-30年代のソ連の映画と文学

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターのセミナー「1920-30年代のソ連の映画と文学」を聞きに行く。講師はペテルブルグ大学のニコライ・グシコフさんとアンドレイ・ココーリンさん。プロタザーノフの『聖ヨルゲンの日』と『持参金のない娘』、それからア…

ホップ園跡地の碑

札幌市中央図書館に行ったら、「開拓使とビールのおいしい関係」という展示をやっていた。 さて、この展覧会で、札幌大学のそばに「ホップ園跡地の碑」があると知り、次の日に探してみた。車の入れない区画に碑はあったのだが、放課後の小学生たちの遊び場に…

20世紀ロシア文化全史

日本ロシア文学会の学会誌のために、ソロモン・ヴォルコフ『20世紀ロシア文化全史』(河出書房新社)の書評を執筆した。 岩本和久「ソロモン・ヴォルコフ著・今村朗訳『20世紀ロシア文化全史』」『ロシア語ロシア文学研究』51号、2019年、82-88頁。 強調した…

定山湖

上智大の村田真一先生のゼミ合宿の発表会が今年も北大であったのだが、初めてお邪魔してきた。教育や指導の面で、とても勉強になったし、刺激も受けることができた。 *** 日曜日は本州が台風に襲われているというのに、北大の招聘している外国人研究者の方々…

パノフさん

元駐日大使のパノフさんが札幌大学にいらしたのだけれど、視察かと思ったら、映像撮影が目的だった。慌てた。 終わってみたら、この日の私の仕事というのは、1年生のロシア語の教室に撮影クルーを案内する(その前に、授業を担当している教員に撮影が入るこ…