アートグローブ

 札幌ドームには24のアート作品が点在しているのだが、2年生のゼミで見に行った。

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 朝、雨が降って、気温が下がってしまった。それでも見学していた時間は晴れていたし、芝もぬかるんではいなかったので、良かった。

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 スポーツとアートと街の関係を、もっと言えば、文化と生命と大地の関係を考えさせられる空間だ。だが、まずはアートを身近なものにしてほしい。

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ゴーゴリが古典になるまで

 東大スラヴ文学研究室の年報『SLAVISTIKA』に書評を掲載した。

 岩本和久「大野斉子著『メディアと文学 ゴーゴリが古典になるまで』群像社、2017年」『SLAVISTIKA』XXXIII/XXXIV、2019年、193-197頁。

 編集サイドから依頼された仕事なのだが、誠実に取り組んだつもりである。その分、厳しいことも書かざるを得なかった。端的に言えば、「ラジカルなようでいながら、反動的な著作なのではないか」という疑いをぬぐえなかったのである。

 ただ、自らが権威主義に依存していることに無自覚な人も多いので、「都会の若者のノリについていけない、田舎のおじさんのボヤキ」みたいに受け止められて、等閑に付されるだけのような気もする。

朝型にならねば

 前期の授業を一通り終えた。全部で10コマもある。しかも、週に4回も1校時の授業がある。1校時は学生に不評かと思ったらそうでもなく、つまり、いろいろな課外活動に参加している積極的な学生は4校時や5校時の授業には出られないのだそうで、1校時に授業を入れられるのはうれしいことのようなのだ。私が学生の頃は夜通しロシア語の予習をして、午前中は寝ていたものだが、えらい違いである。まあ、私もスキーシーズンは早起きをしているのだから、オフシーズンもそのリズムを崩さずに頑張ろう。

 授業はロシア語専攻、リベラルアーツ/現代教養専攻、全学対象の基盤教育の3領域ですることになっているのだが、火木のロシア語専攻では初級の読み物とブーニン「サンフランシスコから来た紳士」を読む。

 リベラルアーツ/現代教養専攻は4年生が「よさこいソーラン」ゼミ、3年生が「ベースボール」ゼミ、2年生が「お散歩」ゼミ。3~4年生のテーマは学生の関心に合わせたら、そういうことになった。「街づくり」活動に参加させられたり、スポーツ文化の研究をしたりしていた前任校での経験が、こういうところで生きてくる。2年生の内容は私が一方的に決めたのだが、まずは札幌ドームに行って原広司の思想や大江健三郎の小説論を考えるつもり。

 基盤は岩波ジュニア新書の『スポーツ教養入門』を読むゼミと、外部講師の授業やオムニバス授業の司会。司会をするよりも自分で授業をする方が気楽なのだが、司会が退屈な表情をしていると教室全体がどんよりするだろうから、精一杯楽しみたいと思う。